○片山(正)政府委員 ただいま御指摘のありました林総協に対する職員の派遣の問題でございますが、一般論といたしまして、政府関係機関、たとえば公庫であるとか基金であるとか、あるいはそれに準ずるような性格の団体、そういうものに対しまして職員を派遣し、また戻しておるという例はあるわけでございます。
○北條雋八君 先ほどもお話がありましたとおり、家族経営的事業あるいは林総協の主張しておる大面積の森林所有者を対象とする企業林業、いずれにも偏しないのだというお話でございますが、実際問題として先ほどお話のありましたとおり、五町歩未満の森林所有者というものは非常に多いわけでありまして、いずれにしても森林組合というものは、主として農家林業の育成指導あるいは将来植伐の計画を企画する、あるいはいろいろ協業化の
その主張というものが、皆さんに今配付になりました林総協であるとか、林業経営協議会であるとか、こういうところは企業林業ということを非常に主張している。そうして、家族経営林業というものは、こんなものは成り立たないのだ、こういう意見があるのです。現実の問題として。
○政府委員(吉村清英君) ポプラ委員会で、主体は林総協——森林総合対策協議会、ここで奨励をしております。ただ、このポプラは山地の植栽というのはなかなかむずかしいようで、平地林ないしは平坦なところでないとなかなかむずかしいようでございます。
それと、林総協と全森連、いわゆる林業に関する民間団体が基本問題と基本施策をどう考えておるか、それを知るに必要な資料を御提示願いたいと思います。 第四点は、今度の改正は森林計画をめぐっての改正であります。それで、この点につきましていろいろと諸外国の事例を要約したものをわれわれは知りたいのでございます。
今林業答申の問題なりあるいは林総協その他から出ておる問題の中で、林業経営の民有林関係の柱をどこに置いてやっていこうという立場に立っておられますか。
われわれ小委員会といたしましてもこの原木の確保の問題などにつきましてもできる限り皆さんの御趣旨に沿うように御協力を申し上げたいと思っておりますし、なおまた廃液の問題につきましては当委員会の意思として先ほど皆さんに申し上げた通りでありますから、ぜひ一つ林総協などと御相談の上実現して下さらんことをお願いいたします。大へんありがとうございました。これをもって散会いたします。 午後五時二十五分散会
○鹿野小委員長 そうすると、林総協の田中さんにお聞きしたいのですが、ただいま石油系からアルコールをとった場合は四万円というお話ですが、あなたの方で木材を利用して今後木材化学や何かでアルコールの生産を見込んでおりますが、木材化学から出るアルコールは四万円くらいで生産される見込みだということを私は聞いておりましたが、それについてのお話をちょっと承わりたいと思います。
○鹿野小委員長 なお私から林総協の田中さんに重ねてお願いしておきますが、ただいまパルプ廃液を捨てているいろいろな事情はずいぶん皆さんから承わりましたが、それにつきまして、私たちとしても何とかしてこうした廃液が捨てられないで利用されるような方向に持っていっていただきたい。
そしてこのようなりっぱな決議が出て、今林総協の話を聞いても、林総協はそのつもりで一生懸命やって、やってしまったところが、二階に上ってはしごをとられたようなことになった。こういう決議ができたのだから、ことしは二千万円要求したけれども、政府は、人口問題にも関係してくる大事な国策だから、二千万円要求しても三千万円ぐらい出してくれるだろうと思ったかもしれない。
林総協が塩酸法を大いに支持するとか、硫酸法を支持するというようなことはございません。ただ林総協は役所ではございませんで、業界の一つのサービス機関でございます。ある業界の、たとえば塩酸法をやっておる方が、補助金の問題でいろいろめんどうを見てくれ、また便宜をはかってくれというふうにお申し出になれば、もちろんわれわれは林総協の仕事の一部でございますので、欣然と積極的にいろいろとお世話するわけであります。
○松平小委員 林総協は、この問題についてはどっちに加担しておるとかなんとかいうことはないのですか。この研究自体に対しては硫酸をけなして塩酸を支持するとか、あるいは塩酸をけなして硫酸を支持するとかいうことを間々聞くわけです。林総協の態度として、そういうことが民間に伝わっておるわけですが、その点はどうでしょう。
さて今度はその予算の実行の裏づけとして、それが推進のために林総協に事務的な処理をやらしておられるようでありまするが、それに対しましてもさらに一段と一つ政府の方で、ことに経済企画庁の方で諸般の計画をさらに強力に推進すべく鞭撻督励されて、そうしてこの効果が十分に上るように一つ期待をしてやまないようなわけであります。
前者については、去る四月一日関係各官庁の決議のもとに林総協が中心となって関係業界並びに官界代表者等を網羅した木材資源利用合理化推進本部が結成せられ、この運動を強力に推進することになりました。しかるところこれらの活動を推進するに必要なる資金の裏づけがないために、十分なる活動ができない状態であります。
推進本部の委員長は林総協の会長でありまして、委員はここにございます十名の方で構成されておりまして、いずれも各業界の代表者ということになっております。なお参与委員といたしまして、これは政府側の協議会の委員を全部ここに参与委員にお願いしているわけであります。
同時にまた関係業界、特に林総協を母体といたしまして、この木材資源利用合理化に関する推進本部が同日にスタートいたしたわけでございます。
○永井小委員 推進本部ができておるというが、それは紙に書いたものができておるのであって、金が一銭もなくて推進本部を作るといったって、林総協に費用を出させるか、業界からの寄付に待つか、こういうこと以外にない。今の話によると、各業界によって金のかかるところもあるし、かからないでやれるところもある。
これらにつきましては、御承知のように政府の側におきましても、従来の協議会をさらに改組強化いたしまして、政府の立場から推進に努めますと同時に、御承知のように林総協を母体といたしまして、民間の方にも推進本部ができておることは御承知の通りであります。両々相まって推進をはかることに進めて参りたいと思っておるのでありますが、今お話の予算あるいは資金の点がどうかという点でございます。
○吉岡説明員 ただいま御指摘のように、木材糖化の問題につきましては、新しい化学工業の一つの形態といたしまして、いろいろ技術的に検討いたすべき点が多いわけでございまして、ただいま林総協と協力いたしまして、具体的に試験等の研究を進めておるような次第であります。なお詳細につきましては、建材課長から必要がありますればお答えいたしたいと思います。
○芳賀委員 このいわゆる林総協でありますが、これは聞くところによると、この経営というのは、パルプ業界が費用を出しておるように承知しておるわけです。
○柴田(栄)政府委員 林総協に依存するために林総協に協力いたしておるというような点は全然ございません。ただ民間の森林資源の増強のためにいろいろな具体的なお仕事をなさるというような問題につきましては、たとえば現在あそこで取上げておりますのは、ユーカリ等の問題が非常に盛んになつて参りました際に、林総協から金を支出いたしましてこれが調査をいたしております。
○芳賀委員 私は林総協の存在をとやかく言うのではなくて、林野庁の職員が林総協へ参加して、一定の年月がたつてからまたもどつて来るという形はよくないのではないかと考えるのです。退職されて林総協等の機関の職員になることは一向さしつかえないわけでありますが、それがまたもどつて来るという形は、これはやはり批判されるのではないかと思います。
それを林業当事者にいたしましても、水害があればすぐ治山治水だというふうに、場当りの政策を出して、それがいかにも林業政策の当面重要な政策であるようにやつて来ることは、技術者として良心のないやり方ではないか、こういうふうにも考えるわけでありますが、林総協が林政に対する総合的な研究をやつておるという面からいたしまして、日本の今後における林業政策に対して、基本的な出発をどこに置いたらいいとお考えになるか。
それからダンボールにつきましては、林総協その他の方面の援助を得まして、啓蒙、宣伝に努めておるのでありますが、何といたしましても、現在の日本といたしましては、都市にそういうものが集まりました場合に、雨に当らないために必要な倉庫施設が非常に不足しておるというところに、ダンボール普及の大きい隘路があるように考えておりまして、こういう点につきましても、関係方面と協力いたしまして、進出して行かなければならぬというように